2013年9月1日日曜日

Macでステレオ位相(リサージュ波形)を表示する「ProPhase」

ども、ぱわぶくです。
ちょうど一年前にブログで書きましたが、Macでステレオ位相(リサージュ波形)を表示する「ProPhase」ですが、yamaqさんのブログでも取り上げられてました。



この手のアプリは何故か入力(MicやLine入力など)しか選べないためにQuickTimePlayerで動画再生させる音を確認する事などが出来ません。その為には、出力を入力にループ(?)させる別のアプリが必要となります。

Soundflowerです。

このアプリをインストールすることでMacの音声出力を入力側で選択出来るようになります。








DeviceにSoundflowerが現れました。ところがコレだけでは波形が踊らないのです。
音声をSoundflowerに送ってあげなければなりません。












システム環境設定のサウンドから出力先をSoundflowerにします。
ちなみに、Webで再生される音声などを録音する用途でも使用出来ます。いや、本当はそっちがメイン(笑)









そうする事で、無事にリサージュが表示されました。













と、ここでムービーの音が聞こえなくなりました。
そうなんです。出力をSoundflowerに送ってしまったので、スピーカーやヘッドフォンなどからは音が出なくなります。
以前のエントリーでは純正で出来る方法を紹介しましたが、
別のアプリを使う事で音声出力をパラレル化する事が出来ます。


LineIn」です。









SoundflowerをInternal Spealersに送る事で、ProPhaseで波形表示させながら音声を確認する事が出来ます。



編集やってると、リサージュ波形(ステレオ位相波形)が表示されている安心します(笑)
ノンリニアで、このリサージュを標準でサポートしているソフトはありません。
(あったら教えて下さい)
ProToolsでもプラグイン対応。たしかSoundForge(Windows版)が小さいリサージュを表示できたと思いますが、その他は見当たりません。
FCPXやEdiusでサポートして貰えるといいんですけどね。

色々ソフトを紹介しましたが、

「ProPhase」 ¥2,200円(掲載時)
Soundflower」    フリーウェア
LineIn」      フリーウェア

もし、2,200円が高いようであれば、「ProLevel」¥450円(掲載時)は、いかがでしょうか。




リサージュ波形は表示出来ませんが、ピークメーターの上部にDiffとSumがあり、Diffが左に振れれば、ステレオ成分と言う事になります。(モノラルの場合、黄色いDiffバーが振れません)
ただ表示が小さいので注意しないと見落としますね。

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