HDD一台で100MB/sとか120MB/sの転送速度はよく見ると思います。
多分 、2つのファイルを同時に読んだり書いたりしたら転送速度は落ちますよね。
では、読み書きを同時に行ったらどうなるんでしょう。まあ、半分に落ちると思いますよね。実験です。
iMac(2011)の内蔵HDDに向けてThunderbolt接続のPEGASUSからファイルを転送します。(途中で終わらないように150GBのQTを転送)
その最中に、BMDのDiskSpeedTestでRead&Writeの計測をします。
まずは、普通にSpeedTestしてHDDの最大値を求めます。
Write:約110MB/s
Read:約115MB/s
まあ、単発のHDDですので、こんなもんですね。
一度、計測を止めておきます。
次に、PEGASUSから150GBのQTを転送します。iStatのDiskActivityによりますと、約115GBで書き込んでいました。さて、ここでDiskSpeedTestの計測を再開します。
ほうほう、書き込みが41.8MB/sに下がりました。
読み出しも71.1MB/sです。
この時、iMac内蔵HDDは iStatでは、Read:77.81MB/s、
Write:39.99MB/sになっていました。
つまり、HDDの転送速度とはReadとWriteの合計値である。
(上り下りの2車線あるわけじゃ無いって事ですね)
また、ReadとWriteが同時に行われた場合はReadが倍近く速い(事もあるw)
さらに、Writeが2ストリームかぶった場合には半分にはならない。
片方がスピード計測ツールだと言うこともあるかも知れないなあ。
多分、真の並行作業じゃなくて、ある一定の時間毎にスレッドが交代するから、リンクした相手との転送速度に左右されるんでしょうね。つまり、速い相手とは速い。
時間があれば、また検証してみたいと思います。