またまたBlackmagicDesin、Teranex 2D Processorの検証です。
過去のエントリーはこちら。
Teranexがキタ━━(・∀・)━━!!!!
Teranexインプレッション(1)
Teranexインプレッション(2)
Teranexインプレッション(4)アップコン性能
Teranexインプレッション(5)出来ない事、不満な事
さて、今回は、字幕が入った映画(59.94i)をリバーステレシネ(23.98p)する検証です。(ベースの映画は24コマだという前提)
今までのやり方は・・・
A) 59.94iでキャプチャ → JES DeInterlacerでリバーステレシネ → FCP上でフリッカーフィルター
B) 59.94iでキャプチャ → Compressorでリバーステレシネ → FCP上でフリッカーフィルター
のどちらかを行なっていました。この JES DeInterlacerは、なかなか高機能なフリーウェアなんですが、ま〜〜 落ちる落ちるwww バージョンが上がっても安定しません。なんで使っているかと言いますと、フルパワーで働いてくれるんですね。CPUメーター真っ青になります(笑)
って事でJESで試してNGだったらCompressorでトランスコードしています。
次に問題になるのが、字幕のINとOUTが24コマでは無く30コマで編集している事です。
結果、ベースの絵は綺麗なんですが、タイミングによってはコムノイズ(すだれ)な字幕が入ってしまいます。
(左から)正常なテロップ、コムノイズになってしまうテロップ、ハーフに馴染ませたテロップ
このコムノイズになってしまったテロップをFCP上でフリッカーフィルターをかけることで
(ハーフになりますが)馴染ませています。
その前に、ちょっと問題が・・・
まず、SceneDetectのON/OFFによってベース画のパターンが変化してしまいます。
元ソースが24コマのFilmという前提ですので、SceneDetectのON/OFFに関わらずベースの映像は24コマになるはずなのですが、テロップに影響されているのでしょうか、テロップは綺麗なのに、映像がマージされたコマを発見しました。(マージ:FieldMergeの略。F1とF2をミックスしてフレームにするデインターレースの手法。フィールド)
ただし、これは、Teranexの設定にあるSourceTypeをAutoからFilmにする事で回避出来そうです。
そんな事より大変な事が分かりました。キャプチャートリガーをIN/OUTでは無く、手動で行った場合(MediaExpressで言うと、IN/OUT指定の「Clip」では無く、走らせて「Capture」)24コマが一定になりません。無いコマがあったり、カット替わりでダブっていたり。2,3度実行すると違う結果のムービーが出来ます。SceneDetectによって無理やり24コマを作り出している限界でしょうか、或いはキャプチャ開始するTCがランダムな為に整合性が合わない為でしょうか。これは困った。
なんせ、前のエントリーで言いましたが「Clip」で取り込むとTCが4F遅れます。
また、3/10の確率(単純に10回テストしただけ)で1F前からキャプチャされました。
む〜ん。悩ましいなあ。
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