2013年1月13日日曜日

JES Deinterlacer というソフト

ども、ぱわぶくです。
先日、新しもの好きダウンロードさん経由で


JES Deinterlacer v3.8.3のリリースを知りました。

このソフトはOS9時代からある、Mac用のフリーソフトです。
良い機会なので、紹介とスピードテストをしてみました。




このソフトはデインターレース機能だけで無く、数多くの機能があります。

・デインターレース(60i -> 30p)
・リバーステレシネ(60i -> 24p)
・プルダウン追加 (24p -> 60i)
・フォーマット変換(PAL <-> NTSC)
・ドミナンス変換 (F2F1 <-> F1F2など)
・iOS用変換などなど・・・

実は「Compressor」にはリバーステレシネ機能があります。しかし3:2プルダウン機能はありません。「Motion」では、60iのシーケンスを作成し、24Pの素材を配置、フィールドレンダーする事で3:2プルダウンを作成することが出来るようです。
また、AdobeのMediaEncorderでも、3:2プルダウンをかけることが出来ます。


約100分 164GB 59.94iのProRes422HQの素材からJES DeinterlaceとCompressorでどれくらいかかるのかを検証してみました。(iMac27 Mid2011 3.4GHz Core i7)

・JES Deinterlacer 3.8.3  CPU 600%〜700% 約50分   Disk Write 45〜55MB/s

・Compressor4.0.5    CPU 500%〜530% 約60分   Disk Write 35〜40MB/s

むむ〜 あんまり差が出ませんでした。やるなコンプレッサーw

次に、Motion VS JES Deinterlacer で、3:2プルダウン対決です。

・JES Deinterlacer 3.8.3  CPU 550%〜670% 約50分   Disk Write 44〜50MB/s

・Motion5.05       CPU 350%〜500%  約105分    Disk Write 27〜38MB/s

こちらは圧倒的にJESの方が速いですね。

なお、素材と書き出し先は、同一のHDD(Pegasus R6:450MB/s Over)を用いていますが
書き出しを 別ディスク(SSD)にした場合は1〜2割のスピードアップになりました。
いくら速いディスクとはいえ、読み書きの切り替えでロスが発生するようですね。



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